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中古住宅で考えられる建物の不具合とは?対処法とトラブルを防ぐ対策もご紹介します!

中古住宅で考えられる建物の不具合とは?対処法とトラブルを防ぐ対策もご紹介します!

2023/06/18

中古住宅の購入を考えているけれど、購入後にトラブルが起こらないか不安な方もいらっしゃるでしょう。
トラブルの対処法や対策を知っていれば万が一トラブルが起きても冷静に対処できます。
今回は中古住宅の購入後に考えられるトラブルと対処法、トラブルを防止するための対策をご紹介します。

 

□中古住宅購入後に考えられるトラブルとは?

 

まず、購入後に考えられるトラブルとして設備の故障が挙げられます。
中古住宅では設備の老朽化が進んでいることもあります。
例えば、購入後にエアコンや給湯器などの故障が判明したことは、よくある代表的なトラブルと言えるでしょう。

設備のトラブルを防ぐためには引き渡しのときに売主が作成した「付帯設備表」と照らし合わせながら、実際に設備が使えるかどうか、入居直後に買主自身で確認することが重要です。
購入後に設備の故障が判明したときには、まずは仲介の不動産会社に連絡してトラブルの解決を図る必要があります。

 

また、購入後しばらく時間が経つと雨漏りや水漏れ、白アリの被害などのトラブルが生じることがあります。
このようなトラブルについては売買契約の契約内容通りでなかったと、契約不適合責任を売主に問える可能性があります。

他にも、中古住宅を購入後、買主が耐震改修リフォームや内装や排水管などのリフォーム工事をする際、依頼通りにリフォームされていないというトラブルも挙げられます。
リフォーム工事ではリフォーム会社に請負契約に基づく契約不適合責任を問える可能性があります。

 

□建物の不具合を発見したときの対処法とは?

 

購入後に不具合を発見したときは、まず写真や動画で記録しておきましょう。
気象条件に左右される瑕疵は、証拠を残しておく必要があります。

 

次に、契約内容を確かめ、瑕疵担保責任を負う期間を確認します。
瑕疵担保責任とは売主が瑕疵に対する保証を行うことです。
この期間は中古住宅の売主によって変わります。
一般的に、売主が不動産会社の場合は引き渡しから2年間、個人の場合は引き渡しから2~3か月で設定されています。

 

瑕疵担保責任を負う期間を過ぎてから不具合が発覚して、賠償は求められません。
気が付いたら期間が終わっていたという事態は避けたいものです。
契約内容の確認や連絡は期間が終わらないうちに早急に行いましょう。

 

□中古住宅購入後のトラブルを防止するための対策をご紹介!

 

中古住宅の購入後に考えられるトラブルや不具合を発見したときの対処法をご紹介しましたが、トラブルを未然に防ぐことが一番です。
そこで、購入後のトラブルを防止するための対策を、4つご紹介します。

 

*付帯設備の確認

 

付帯設備を全て確認することが最も手軽にできる対策です。
内見のときは部屋の雰囲気や構造などを重点的に確認するあまり、付帯設備は意外に見落としがちです。
後々のトラブルに発展しないように細部まで確認することをおすすめします。

ガスや水道に電気が通っていなくてもスイッチや蛇口の動きなどは確認できます。
付帯設備は自分で確かめられる部分のため、内見のときに確認しておけばよかった、とならないようにしたいものです。
購入後のトラブルを減らすために付帯設備を忘れずに確認しておきましょう。

 

*既存住宅売買瑕疵保険に加入

 

既存住宅売買瑕疵保険に加入すると中古住宅の検査と保証を受けられ、購入後に発見した瑕疵の修理費用を保険で賄えます。
内見では目に見える瑕疵は確認できますが、シロアリや雨漏りなどの隠れた瑕疵は確認できません。

実際に住み始めてから瑕疵を発見した場合の負担を減らすために、既存住宅売買瑕疵保険を利用することをおすすめします。

ただし、保険適用条件に当てはまっている場合のみ適用できるため、事前に保険内容を確認しておきましょう。

 

*ホームインスペクションの利用

 

ホームインスペクションは住宅診断とも呼ばれ、専門家が住宅の調査や検査をして欠陥の有無を診断する方法です。
見えない部分も調査できるため、購入後に隠れた瑕疵が見つかる可能性を下げられ、購入後のトラブルを回避できるでしょう。
特に、シロアリや雨漏りの被害を未然に防止したい方におすすめです。

 

*契約内容の確認

 

契約内容を詳細まで確認することも対策の1つです。
中古住宅購入の契約書には中古住宅に関する内容だけではなく、購入後にトラブルが起こった場合の対応や修理費用の負担についても記載されています。

細かな内容まで事前に確認しておけば、万が一トラブルが起こってもスムーズに手続きを進められるでしょう。
修理費用を負担する人や契約不適合責任について契約時に必ず確認することが重要です。

 

□まとめ

 

今回は中古住宅の購入後に考えられるトラブルと対処法、トラブルを防止するための対策などについてご紹介しました。
購入後にトラブルが起こった場合は、今回ご紹介した対処法や対策を参考に、トラブルを防いだり落ち着いて対処したりすることが大切です。

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