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空き家にかかる維持費用の内訳は?維持費用を解消する方法もご紹介!

空き家にかかる維持費用の内訳は?維持費用を解消する方法もご紹介!

2023/04/01

空き家を所有していると、維持費用が発生します。
基本的に利用していない空き家に多くの費用がかかることは避けたいですよね。
そこで今回は、空き家にかかる維持費用の内訳や空き家の維持費用を解消する方法について紹介します。

 

□空き家にかかる維持費用の内訳は?

 

*清掃費

 

空き家は人が生活していないため、ほこりといった汚れが発生しやすいです。
また、庭に草や木が生えている場合、それらは成長してしまいます。
成長すると、隣の家にまで枝が伸びて迷惑をかけることになります。
そのため、定期的に葉や枝の処分や、草むしりをする必要があります。

 

そして、野良猫にも注意が必要です。
野良猫が住み着くと、糞尿による悪臭が発生する場合があります。
これも衛生面で周辺に多大な迷惑をかける他、家の価値自体も下がってしまいます。

 

このように、住宅の価値を保つためにも清掃が必要です。
清掃を清掃業者に委託する場合は、年間で5万円前後かかります。

 

*修繕費

 

空き家の多くは木造住宅です。
木造住宅は、コンクリート造の住宅よりも劣化が目立ちます。
また、最近は台風による被害も多いです。
空き家を放置すると、雨戸が外れたり、屋根瓦が飛んでしまったりする恐れがあります。

 

空き家を維持するためには、少なからず修繕費が必要になります。
修繕費は、年間で5万円前後かかることを想定しておきましょう。

 

*都市計画税・固定資産税

 

これらは空き家を所有していると、固定費として発生します。
都市計画税は固定資産税評価額の0.3パーセント、固定資産税は固定資産税評価額の1.4パーセントかかります。
あまり大きな額にはなりませんが、毎年数万円の費用がかかります。

 

*光熱費

 

帰省や来客の際に宿泊できるように空き家を所有している場合、水道やガス、電気を使えるようにしているケースが多いでしょう。
これらは、毎月の使用料の他に固定費がかかります。
このように、水道やガス、電気を使える状態の空き家の場合、毎月3000円程度の固定費が発生します。

 

*保険料

 

空き家を所有する際に重要なのが、火災保険です。
火災保険は、火事の他に自然災害で被害を受けた際にも適用されます。

 

川沿いに建てられている空き家の場合、河川の氾濫による浸水や、強風による建物の倒壊が考えられます。
これらの被害を受けた時に備えて、火災保険料を支払っておきましょう。

 

しかし、木造住宅で劣化した物件ほど火災保険料は上がり、年間で3万円から5万円程度かかる場合もあります。

 

所有している土地や物件にもよりますが、ここまで紹介した費用を合わせると、年間で20万円程度の出費になります。

 

□維持費用の発生以外のリスクとは?

 

空き家を長い間放置していると、いざ売却して収益を得ようとしても、上手くいかない場合が多いです。
空き家は、建物や土地の経年劣化によって価値が下がりますし、室内や外観の状態が悪い場合は、買い手が付きにくい傾向があります。

 

また、空き家が建っている地域が過疎化すると、空き家の価値も下がってしまいます。
さらに、室内や外観を綺麗に保つためには、定期的な手入れが必要ですが、それには手間と時間がかかります。

 

維持費用の支払いや手入れの手間から解放するために、処分したくても空き家の状態が悪ければ、スムーズに売却できない可能性が高いです。
これらのリスクを考え、空き家はなるべく早く売却することをおすすめします。

 

□空き家にかかる維持費用を解消するためには?

 

ここでは、空き家にかかる維持費用を解消する方法を4つ紹介します。

 

1つ目は、そのまま売りに出す方法です。
売却できれば、空き家の管理はもちろん、維持費用や固定資産税などの支払いの必要もありません。

 

2つ目は、空き家を解体して土地を売る方法です。
売却する際は、空き家付きの土地を売却するよりも、空き家を解体した後の土地を売る方が高く売却できる傾向があります。

 

3つ目は、賃貸や民泊として活用する方法です。
賃貸や民泊として活用することで、それによって得た収益で維持費用を補えるでしょう。

 

この場合は、入居者が空き家をしっかりと管理する必要があります。
入居者がしっかりと管理してくれなければ、トラブルに繋がる恐れがあるので注意しましょう。

 

4つ目は、自治体の政策を利用する方法です。
国や自治体は、空き家の放置対策として、政策による支援や空き家の活用を行っています。
これらは地域によって異なりますが、空き家の解体や修繕に補助金を出すといったものです。

 

これらを利用することで、空き家の処分や維持費の負担が少なくなります。

 

□まとめ

 

空き家は経年劣化とともに、価値が下がり、買い手も付きにくくなります。
そのため、早めに売却することをおすすめします。
空き家を売却できれば維持費用がかからないことはもちろん、管理する負担もなくなります。

当社は、リフォームを前提として住宅を買い取っているため、築年数が古く売却が難しい空き家も買取が可能な場合があります。
空き家を売却したいと考えている方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

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